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大好きな建築物の全体を見渡す仕事だから、おもしろい
積算 ヤマモト ヨシオさん
積算

山本 喜男
(ヤマモト ヨシオ/37歳)

(株)テクニカルシステム
プロフィール

建築専門学校で設計を学び、公務員としてその分野の仕事に就くことを目指していたが2次試験で無念の不合格。就職浪人を経て、積算会社に入社。91年、現社長である当時の上司が独立して設立したテクニカルシステムに転職。たった2人でのスタートから着実に仕事をこなしながら成長。現在は7名体制となる。
 
 

この仕事のやりがいはずばりココ

ほかの多くの仕事と同じようにルーティンワーク化してしまうことは否定できませんが、でもひとつの仕事が終わるごとに達成感を感じます。ただ、この仕事に就く人間はそもそも建築物が好きですから。その建設にかかわっている満足感は常にあります。
この仕事にはこんな能力が求められる

建てる場所の地形が複雑であったり、構造そのものが複雑であったりすると、積算もそれだけ難しくなります。たとえていえばパズルが好きな人、なんであれ理論的に組み立てていくタイプの人間、そんな能力を備えている人間が向いているといえるでしょうね。
この仕事、ココが大変、ココに気を使う

数値が商品ですから、間違ってはいけないというプレッシャーは当然あります。それと設計から完工までのサイクルがどんどん短くなってきて、その分、積算業務も時間に追われる傾向が強くなっています。マンション一棟で積算にかける時間は1週間くらいですね。
 
今までやったこんな経験がいかされる

積算は図面が理解できれば基本的にはOKの仕事だと思います。逆に積算業務に携わった経験が建築業界の中でも、たとえば設計など他の部門で有益なものになるのではないでしょうか。工法、材料、予算のイメージなど、建築の全体を知ることができる立場ですから。

仕事の中身

当社の場合はマンションが多いのですが積算業をしています。主としてゼネコンの積算課などを通 して渡されるその設計図面を読んで、必要な材料の数量を割り出す。依頼内容によっては、そこに単価をあてはめて、必要な予算を内訳書というかたちで提出していきます。基本的にパソコンが主なツールとなるデスクワークになります。
山本さんの一日
10:00
出社
11:00 積算業務スタート
12:00 昼食
14:00 ゼネコンA社で打ち合わせ
17:00 積算業務
19:00 積算ソフトの新製品を検討
20:00 退社
山本さんから
ひとこと
アメリカなどでは、積算担当者の地位がとても高いものになっています。コストマネジメントの重要性が日本以上に大きなものとして認識されているようです。日本でも、これからはそんな方向に進んでいくのではないでしょうか。

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