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本当の喜びは、人とのかかわりあいでうまれてくるもの
ソーシャルワーカー イノウエ ノリコさん
ソーシャルワーカー

井上 紀子 
(イノウエ ノリコ)
東京都老人医療センター
総合医療相談室相談員
プロフィール

大学では福祉学科を専攻し、卒業時に国家試験である社会福祉士を取得する。卒業後は大学に事務職員として就職し、約1年半勤務する。その後、実際に福祉に携わりたいと強く思うようになり、東京都の公務員試験(福祉職)に受かり、同医療センターに配属される。今年で6年目を向かえる。
 
 

この仕事のやりがいはずばりココ

半身麻痺になり車椅子生活を始められた高齢の女性患者さんが周囲は心配したのですが、住み慣れた自宅に退院する事になり、住宅療養の準備をお手伝いした事がありました。その後、快復され海外旅行に行った時の写真を頂いたときはとても嬉しかったです。
この仕事にはこんな能力が求められる

日々相談をしていると、非常に厳しい状況に直面させられることもしばしばです。しかし一緒になって落ちこんでしまうと意味がありません。プロとして精神面での強さを持ち、自分自身の気持ちをコントロールする力が必要になってきます。
この仕事、ココが大変、ココに気を使う

介護をめぐる家庭内の問題は様々です。やはり世の中の矛盾が集積してくるところでもあり、それを感じることもあります。患者さんの気持ちを大切にして、一人一人に真剣に対応しなければなりませんのでとても気を使います。簡単な相談はないですよ。 
今までやったこんな経験がいかされる

  学校で学んだ福祉に関わるさまざまな知識や、実践のなかで身に付けた相談員としての技術をいかすも殺すもコミュニケーション能力にかかってくると思います。大切なのは患者さん一人一人を尊重して、話をしっかりと聴くことが大切。 

仕事の中身

ソーシャルワーカーは患者さんの療養生活や社会復帰、医療費の問題に至るまで様々な問題に対応しています。患者さんの今までの生活をふまえて、今後の生活が最も良い方向に進むように、本人だけでなく患者さんのご家族や医師や他機関などと協力しあいながら専門的に相談にのっています。
井上さんの一日
9:30 出勤・面接の準備
10:00 面接
11:30 病棟訪問
12:00 昼食
13:00 面接
14:30 情報収集などの事務
15:00 面接
16:30 記録
17:45 帰宅
井上さんから
ひとこと
単に助言をするのではなく、患者さんの持つ、生きる力を最大限に引き出してあげる事がとても大切だと思います。今後も、押しつけるのではなく患者さんが自分の人生の問題を自分自身で解決できるようにお手伝いしていきたいです。

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