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信頼関係を築きながら、患者さんと一緒に障害を克服していきます
作業療法士 スエタケ タツオさん
作業療法士

末武 達雄
(スエタケ タツオ/24歳) 
東京労災病院
リハビリテーション科 作業療法士
プロフィール

高校生のころ、作業療法士という仕事の存在を知り、病院に見学に行った。そこで見たのは作業活動を通 じ人を直すという仕事の現実。前から、一生続けられ、やりがいのある仕事に就きたいという願いがあったため、現在の職種を目指すことを決めた。その後、九州リハビリテーション大学校に進学。卒業後、東京労災病院に入った。
 
 

この仕事のやりがいはずばりココ

患者さんが退院するときに、わざわざ僕のところまで足を運んでくれ、「ありがとう」と、いってくれたときはやりがいを感じます。また、患者さんが確実に良くなっていく過程を目の当たりにできたとき、もっと頑張ろうという気持ちになります。
この仕事にはこんな能力が求められる

患者さん、一人一人の状態にあわせて手すりの高さや、衣服の工夫を考えたりするので、観察力は必要です。この仕事は一生勉強なので、探求心も大切です。また、焦らず、できることを少しずつ増やしていくのためには根気もいります。
この仕事、ココが大変、ココに気を使う

作業療法士としての技術や知識も大切ですが、大事なのは、患者さんと信頼関係を築きながら、一緒に障害を克服していくこと。前向きに治療に取り組んでもらうためにも、コミュニケーションには一番気を使います。
今までやったこんな経験がいかされる

いろんなタイプの患者さんがいるので、できるだけ多くの人に出会い、すぐとけこめるような体験を積んでおくといいと思います。ボランティア活動を通じて、老人や障害者と交わり、どういう人たちかイメージしておくと仕事もしやすいかもしれません。

仕事の中身

心身に障害を持つ人びとが、日常生活や社会生活を再建できるように心身機能の回復を促し、身の回りのことを主体的に対処できるようにリハビリテーションの現場でサポートしていく仕事です。具体的には、患者さんの身体的機能(動く)・精神的機能(考える)・社会的機能(働く)の回復のために、工芸・手芸などの作業活動を通 じて、訓練や指導を重ねていきます。
末武さんの一日
8:00 出勤
8:20 患者さんの状態について報告会をする
9:00 訓練開始
一日に約20名の患者さんをみる
16:00 病棟に行き、入院患者さんの訓練
17:00 記録をつけるといった事務作業をする
20:00 退社
末武さんから
ひとこと
この仕事を始める前に、できるだけ施設を見学することをお勧めします。一口に作業療法士といっても養護学校、精神病院、老人保健施設など、働く場所も多岐にわたっています。誰とどういう風に関わりたいかといった将来ビジョンを考えてから働いた方がいいと思います。

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