R−CAP

自分について真剣に考えた経験が力になっています
サウンドエンジニア タワダ ツカサさん
サウンドエンジニア

多和田 吏
(タワダ ツカサ/35歳)

フリーランス
プロフィール

子供の頃から音楽をやっていたので、あまりにも身近すぎて、最初は音楽を仕事にすることは考えなかった。そんなとき、将来何をすべきか考え、出た結論は音楽を職業にすること。「これからは音楽の世界にコンピュータが入るのでは」と、ゲーム音楽の仕事をはじめ、作曲・編曲から音にするまで、すべての過程をやっている。
 

この仕事のやりがいはずばりココ

はじめは実体のない自分自身の感覚や衝動というものが、創作という行為を通 して人に認知され、それによって心を動かされた人たちのピュアな表情や心に触れられた瞬間がうれしいです。いろんな人と目標に向かい共同作業をして、完成させたときも喜びがあります。
この仕事にはこんな能力が求められる

周囲の人や社会に対して言いたいことや表現したいことがあること、創出したイメージを大脳空間で複雑に構築できること、愛をもっていること。技術的なことは後でどうにでもなりますが、この3つだけは欠かすと何も生まれません。
この仕事、ココが大変、ココに気を使う

とても楽しいし、いろんな意味で意義のある仕事だと思っているので、大変だと思うことはありません。あえていうなら、締め切りがくると、徹夜が続くことでしょうか。この仕事は最終的にはこの作品で納得するかどうかという自分自身との戦いになります。
今までやったこんな経験がいかされる

進む道がわからなくなったとき、自分について真剣に考えました。氾濫する余計な情報をシャットアウトし自分自身と向き合うことで、自分なりの価値観を見出すことができたので、自信を持って今の仕事に打ち込もことができています。

仕事の中身

例えばゲームの世界では、音楽・環境音・効果音といった音に関するすべてをまとめています。ユーザーの耳に届くまでには様々な工程があるのですが、五線譜での作曲から始まり、音源波形作りや実際にピアノを弾いたりしての演奏データ作りの後、舞台全体に最適な音響バランスをとっていきます。
多和田さんの一日
10:30 喫茶店でコーヒーを飲む
12:00 仕事スタート
関係する人たちと電話とメールで打ち合わせをする
コンピュータや音楽機材を使って作業開始
音を作ったり、作曲をしたりする
15:00 喫茶店でコーヒーを飲む
17:00 仕事終了
打ち合わせを兼ねて食事など・・・
多和田さんから
ひとこと
音楽を職業にするということはどういうことなのかを、まず考えてみましょう。詰め込まれた知識よりも感覚を磨くことが大切ですから、日常の何気ない出来事に対してでも積極的に考え、行動し、鋭敏な感性と深い洞察力を養ってください。

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